クロール,平泳ぎ,背泳ぎ,バタフライ, 初心者からわかるスイミング

水泳初心者から上級者まで楽しんでいただけるようなスイムレポート
 

2013年06月20日

水泳の呼吸について

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人間は通常、呼吸を無意識にしていると思います。

意識して呼吸をするときは何かスポーツをしたり、走ったりするときくらいじゃないですか??
もちろん、陸上でのスポーツはそこまで呼吸に意識を向ける必要もないですよね。

しかし、水泳は水中で行うもの。


私たちは魚じゃないので水中から酸素を取り込むことは出来ません。
なので、顔を上げてくち、もしくは鼻から息を吐いて吸う作業を意識的にする必要がありますよね。

泳げない皆さんが僕によく伝えてくれるのは「私、泳いでる最中に呼吸が出来ないから泳げないんです。」

それはほぼ正解です。

でも、正解じゃないんです。
なぜなら、誰でも息を止めれば15メートルくらいは進めます。

我慢すれば25メートルいけちゃう人もいますよね。これは泳いでますよね。

だから、まずは自分が泳げる、水は怖くないと思うことがすごく大切なんですよ。では、なぜたくさんの人が呼吸が。。。というのでしょう??
それは例え、15メートル泳げてもその後に休まなくちゃいけないですよね。

15メートル  休み  15メートル  休み・・・

これじゃあ、泳いでるよりも休んでいる時間のほうが長くなっちゃいます。


きっと、体が冷えてきて「今日はここまで。」ってなっちゃうんじゃないでしょうか。

もったいないですよね。

もっと長く泳ぎたいと思います。泳ぐことが楽しいと感じてほしいですね。

ここからは少し専門的なお話をします。
水泳時の呼吸は陸とは少し異なり、口で吐いて口から吸う「口呼吸」が基本となります。

普段は鼻呼吸ですよね?

皆さん、口呼吸って案外、難しいんですよ。

鼻をつまんで5−10回、口のみで呼吸してみてください。

たいていの方は同じ呼吸なのに息苦しく感じると思います。

まずは、陸での口呼吸の練習がお勧めです!!

次にプールで方まで浸かりながらやってみましょう。

陸で行っていたときよりもより呼吸がしづらくなったと思います。

これは水の水圧が関係しています。

水圧は陸上よりも余分な圧力(プールは3−5%ほど)が体にかかります。
この圧力により、お腹がへこみ横隔膜が押し上げられ、肺の容量=呼吸の量が必然的に少なくなってしまいます。

何を言っているかというを呼吸が浅くなりやすくなるということです。
全身を動かしながら呼吸を意識的にしなくてはいけない。文章にすると簡単ではなさそうですね。

でも、毎日休むことなく行っている呼吸です。
難しいことはないんです。

まずは陸での口呼吸→ プールの中で立って呼吸→ 泳ぐ姿勢での呼吸

と分けて練習してみましょう。



posted by 高橋 TOMMY at 09:17| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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